キャリアストーリー 10年ぶりの挑戦で自己変革

2012年4月1日入社
新卒で入社して14年目、大学は理学部でした。もともと熱心なユーザーで、結局この世界に就職しました。入社してA店で2年半、その後はB店のグランドオープンに携わり、C店で6年半、現在の店舗に異動して3年になります。
B店で副主任になり、C店の時に役職統合でチーフと呼ばれるようになりました。1年後、何となく受けたマネージャーSUに落ちて以来、現状に甘んじる日々を過ごしました。思えば落ちるのは当然で、当時の私にはスキルもリーダーとしてのマインドも絶対的に不足していた。「別にチーフのままでいいや」と気ままに過ごしてきたけれど、気づけば30代半ば。他のチーフとの年齢差は広がっていました。
私にも「スキルや意識では他のチーフに負けない」というプライドはあります。でも考えてみれば、今の状況では他のチーフもやりにくいだろうし、いつまでもチーフの立場に甘えるわけにはいかない、と考え始めたのです。店長やマネージャーも背中を押してくださったので、昨年12月、思いきって10年ぶりにSUに挑戦することにしました。

『求められるハードルの高さ』
5月に2週間、T店で研修させてもらいました。エリアの旗艦店だけに稼働も高く、店舗の取り組みも意識が高い。チーフの方々が頑張る現場の様子を肌で感じ、「良い役職者のもとには良いメンバーが育つのだな」と勉強させてもらいました。
実際に昇格すると、マネージャーに求められる業務の幅や意識レベルにがく然としました。先輩方と自分とでは、視野の広さも理解度もまったく違います。責任の重さと克服すべき自分の課題を考えるたび、胃がキリキリするほどです。今は一人前のマネージャーになることが第一目標。まだ日々の業務に追われていますが、私がめざす〝働きやすい環境づくりによるES向上〟に早く取り組みたいです。
10年間、停滞していた私は、あのままではたぶんSUに挑戦しなかったでしょう。すべてバックアップしてくださった皆さんのおかげです。変化には痛みが伴います。「自分を変えたい」と思っても、なかなか覚悟が持てません。
大切なのは、「変わろう」と覚悟して継続的に行動すること。私はずっと「とりあえず3か月頑張ろう」と決め、今までやってきました。自分で目安を決めれば、どうにか頑張れるものです。人生はそのくり返しと積み重ね。プレッシャーが行動を後押しし、立場が自分を育ててくれる。だから思いきることが大事です。私が今、そう実感しています。