山本千聖

INTERVIEW 
YAMAMOTO 
CHISEI

現場の熱量と、
データ分析力。
両方を兼ね備えて「発見」は生まれる。

山本千聖

2012年入社

営業推進部 主任

山本 千聖

「勝ち負け」を超えた魅力がある。
ビジネス視点で、そのメカニズムを解明したい。

工学部化学科で太陽電池をつくっていた私が、一般企業の技術職ではなくパチンコ業界を志望したのは、ビジネスのメカニズムを解明したいと思ったからです。ここまでパチンコが多くの人の心を惹きつけるのには、「勝ち負け」を超えた魅力がきっとある。大企業の歯車になるのではなく、全体像が把握できる組織に入って、商いに関する探究心を深めたいと思いました。
その中で目を引いたのが、その頃すでに九州エリアで一番の売上高を誇っていたワンダーランドでした。興味深かったのは、「アテンダント」「班長」「副主任」「主任」「副店長」「店長」「エリア長」といった職域それぞれに、挑戦できる最短日数が明確に示されていたこと。自分の将来像が具体的にイメージでき、成り上がってやろう!という野心も膨らみました。

山本千聖

店舗で奮闘していた日々から一転。
データをモニタリングし、分析する部署へ。

入社3ヶ月でアテンダントから班長に昇格し、翌年には副主任に。順調に店舗でステップアップをしていた3年目、私にとって大きな転機となるできごとがありました。それは、本社・情報システム部(現・営業推進部)への転属のお誘いでした。仲間と汗を流し、お客様の一喜一憂に共感し、現場業務に没頭していた真最中でもあったため、正直悩みましたが、ビジネス全体を俯瞰したいという入社前の志を貫徹するために転属を決心しました。
各店舗には、ホールコンピュータと呼ばれるシステムが導入されており、すべての遊技台の設定や状態がオンタイムでモニタリングできます。ホールコンピュータの設定変更やメンテナンス、機種ごとの特性分析、数値から見えてくる改善点の提案など、私が担うことになった業務は一気にガラッと変わることになりました。

山本千聖

数的根拠と現場のリアル。
どちらも把握しなければ新たな道筋は示せない。

アナリストのような立場でデータとにらめっこをするようになり、改めて面白みを感じるのは、「正解はいくつもある」ということです。いかに数的根拠のある正論があっても、それが現場でうまくいくかはわからない。立地、客層、導入機種、人気など異なる環境の中で各店舗は営業しています。私にできることはあくまで「提案」であり、最終的には店長をはじめとした現場で決断をしてもらう。だからこそ現場に寄り添い、相談や議論を通じて、提案が活かされた時には大きな手応えを感じます。
誰も思いつかないこと、気づかないことを発見する。それが私にとっての「WONDER」です。DXやICTといったトレンドは確実にパチンコ業界にも押し寄せています。データを解析し、時にはデジタルツールを活用し、ワンダーランドが進むべき新たな道を提示する。そこに使命感を持っています。

INTERVIEW

山本千聖